高齢者 風呂に入らない

何日もお風呂に入っていない高齢の親に
「お風呂に入って!」
とお願いしても
「入らん!」
と頑なに拒んでいることも良くある話です。

自分のニオイにも気づいていないのか、本人はお風呂に入らないことに一向に平気な感じ。
でも、それがまわりが臭いことに気づいています。
好悪礼者がお風呂に入らない時にはどうすればいいのでしょうか?

高齢者が風呂に入らない理由はいろいろ

高齢者が風呂に入らない理由

高齢者が風呂に入らない
いわゆる入浴拒否の理由に「認知症」が考えられます。
認知症になってくるとなんにでもかんしんがなくなってきます。
「自分がお風呂に入らないことでまわりの人間がどう思われるか?」
そんなこと関係なくなるのです。
もちろん自分のニオイは気がつきません。

認知症でなくても高齢者は風呂に入らなくなってきます。
高齢になって体力が著しく落ちてくると「お風呂に入る」ことすら重労働になってくるのです。

しかし、介護している方にとって「高齢者のニオイ」はとても困ることになります。
いくら介護してあげようと思っていても、そのニオイを我慢しながらする介護はとても辛いものになります。

では高齢者にお風呂に入ってもらうためにはどうすればいいのでしょうか?
まずはそのために高齢者がお風呂に入らない理由を考えてみましょう。

高齢者がお風呂に入らない理由①強制されることが嫌い

強い口調で
「臭いからお風呂に入って!」
そんな言葉が高齢者にとって心の傷になることがありますので気を付けてください。
そんな言葉が親のプライドを大きく傷つけ、逆に頑なに入居拒否をすることもあります。
特に強い口調は認知症の高齢者には叱られているように感じることもあります。
そうすると「お風呂」={叱られること」とマイナスのイメージを受け付けてしまうのです。

高齢者がお風呂に入らない理由②自分のトイレの失敗を知られたくない

高齢者はトイレまで行くのに間に合わず失禁してしまうことがすくなくありません。
それは尿意・便意自体を感じづらくなってきているからです。
しかし、自分がトイレの失敗を他の人には知られたくない!
意外と「汚れた下着のことをバレたくない」というのが高齢者の入浴拒否の原因のこともあります。

高齢者がお風呂に入らない理由③自分の裸を他人に見られたくない

「そんなオバアチャンの裸を見て喜ぶ人なんていないよ」
と思われるかもしれませんが、実は私の母がそうだったんです。

自分で身体を洗えなくなってきた母は介護サービスで入局をした時に男性の介護スタッフがお風呂の入浴スタッフだったことにすごく傷ついてしまったのです。
着替えをする場所で入浴介助で男性がいることがわかって突然入浴拒否をしだしたのです。
頑なにお風呂に入ることを拒んだ女性スタッフが
「この人、結婚して嫁も子供もおるから」
と説得しようとしたのですが、そんなことプライドだけは誰よりも高かった母に通じるわけありませんでした。
その後、かたくなにデイサービスに行くことも拒んでしまい、とても困りました。

高齢者には他人に裸を見られることに
・恥ずかしい
・本能的に無防備になることに恐怖心
・寒いので嫌
などの理由があるそうです。

高齢者がお風呂に入らない理由④お風呂の入り方がわからなくなった

i今まで当たり前にできていたことが出来なくなるのが認知症です。
お風呂の入り方がわからなくなることもあります。
・お湯の張り方
・シャンプーとリンスがわからない
・お風呂の手順がわからない
そもそも「お風呂」とか「入浴」という言葉の意味がわからなくなっていることもあります。

高齢者がお風呂に入らない時の効果的な声かけや対処法

高齢者をお風呂に入れる時に気を付けること

高齢者がお風呂に入らない時の対処法は、あくまでも「本人が入浴することを納得している」ことが一番大切です。
そのため、お風呂に入ることを拒絶された時は強制hせずひとまずひと呼吸おきましょう。

そしてひとまず介護者は拒否された時はそのまま受け止め、入らないとダメだというような言い方を控えましょう。
入浴を無理強いすると逆効果のこともあります、

そして、
「なぜお風呂に入ることを拒否しているのか?」
まずはそのあたりを考えてみることが大切です。
本人が納得する理由やお風呂に入ることで得られることをゆっくりと考えて入浴を促しましょう。

【自宅ではなくスーパー銭湯に連れて行きました。】
自宅のお風呂やデイサービスの入浴サービスも一切拒絶した母には困らせられました。
そこで私は姉に助けを求めました。
「お姉ちゃんがスーパー銭湯に行きたいねんて!」と母にお願いをしてみました。
すると母は「しゃあないなぁ」と快諾したのには驚きました。
なかなか姑と同居していた姉には出かける良い口実ですし、母も姉に逢いたかったようです。
それから毎週 水曜日と日曜日は母の入浴デーとなりました。
あいにく兄の嫁ではその役はできず、姉には迷惑をかけましたが、母には「姉のため」という名目が出来たからかもしれません。
時には姪っ子も参加したり、楽しいイベントになっていました。
やせ細って脳梗塞のマヒの残る母はそのスーパー銭湯の子供用の一番浅い湯舟しか入れなかったそうです。
数年間のイベントでしたが私たちには良い思い出でした。

お風呂に入ってくれない親御さんに困っている方にはぜひ
本人にだけしか通用しなくて構わないのでなにか本人が納得できる理由を探してみませんか?
それがたとえ合理的な理由でなくても構いません。